参照>> RHEL6 (2)インストール後の注意点(SELinux/iptables/X)
Oracleやらサーバ上での動作確認用にブラウザが使いたいこともあるだろうから、
常時起動はしないまでも、startxでXを起動できるようにしたいのが人情だ。
ってことで、RHELインストール時に、基本サーバ + X/GNOMEをインストールする。
ここまでは問題ない。インストール時にパッケージのカスタマイズを選ぶだけ。
Xをデフォルト起動しなくするのも簡単。
init ランレベルを5 → 3 に変更するだけ。
# vi /etc/inittab
-------------------
id:3:initdefault:
-------------------
ここまでは特にRHEL5と大差ない。
ここからが重要な注意事項。
Xをインストールすると、おまけでNetwork-Managerというサービスがインストールされる。
しかも自動起動している。
[root@localhost ~]# chkconfig --list |grep -i network
NetworkManager 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
network 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
Network-ManagerはノートPCなんかで使うには便利なツールなんだけど、サーバにインストールされていると邪魔なことこの上ない。
(gnome上にネットワークのアイコンが表示され、リンク状態の通知や簡単にネットワーク設定を変更してくれる)
ネットワーク設定が固定化されているサーバなんかでNetwork-Managerを使うと、
ネットワークの定義ファイルがめんどくさくなる上に、
ブリッジデバイスが作成できないなどの制限もある。
インストール直後のネットワーク設定ファイル
[root@localhost ~]# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
DEVICE="eth0"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="no"
HWADDR=08:00:27:07:5C:FF
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=none
IPADDR=192.168.1.31
PREFIX=24
GATEWAY=192.168.1.254
DNS1=192.168.1.254
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=yes
IPV6INIT=no
NAME="System eth0"
UUID=5fb06bd0-0bb0-7ffb-45f1-d6edd65f3e03
*ここに記載されているゲートウェイ情報や、DNSは従来の/etc/resolv.conf, /etc/sysconfig/network にも記載されているので
消しても全く問題ない。
サービスの停止
[root@localhost ~]# chkconfig NetworkManager off [root@localhost ~]# chkconfig --list |grep -i network NetworkManager 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off network 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
余分なネットワーク設定を削除
[root@localhost ~]# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 DEVICE="eth0" ONBOOT="yes" HWADDR=08:00:27:07:5C:FF TYPE=Ethernet BOOTPROTO=none IPADDR=192.168.1.31 PREFIX=24 IPV6INIT=noこれで再起動すればRHEL5とだいたい同じ感じで使える。
*実はNetwork-Managerがサーバで使うにも、すごく便利なものだったら教えてください。
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