2013年1月22日火曜日

x121e bios update from 1.16 to 1.17 on Fedora without Optical Drive

biosのニューバージョンが出てましたのでFedora17上で、かつ光学ドライブを使わずにアップデートしてみます。

基本的には前と同じ。
x121e bios update on Fedora16 without optical drives


- 現状
$ sudo dmidecode -s system-manufacturer
LENOVO
$ sudo dmidecode -s system-product-name
3045CTO
$ sudo dmidecode -s bios-version
8QET55WW (1.16 )


- biosイメージの入手

ここから「起動CD用」を入手します。
http://support.lenovo.com/ja_JP/downloads/detail.page?DocID=DS019252

$ ll
-rw-rw-r--. 1 tomoaki tomoaki   17911808  1月 22 23:13 8quj10uc.iso

このイメージは/bootへコピーしておきます。

$ sudo cp 8quj10uc.iso /boot/


- その他モロモロの準備

syslinuxのインストール
$ sudo yum install syslinux.x86_64

memdiskイメージを同じく /boot へコピーします。
$ cp /usr/share/syslinux/memdisk /boot/


- grub2メニューの編集

grub2からさっきDLしたイメージを起動してやるようにします。

$ sudo vim /etc/grub.d/40_custom
以下を追記
menuentry "BIOS Update" {
       insmod part_msdos
       insmod ext2
       search --no-floppy --fs-uuid --set=root aeb6901d-80c2-4844-9884-87995cc7056e
       linux16 /memdisk iso
       initrd16 /8quj10uc.iso
}

メニューを編集したら、以下のコマンドでgrub2.cfgをアップデートします。

$ sudo grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg

- アップデートの実施

OSを再起動するとGrubメニューのところで、「BIOS Update」を選択します。

後は指示に従って行けばBIOSがバージョンアップされます。


アップデート後はOS起動前にBIOSの設定を初期化しておきます。

$ sudo dmidecode -s bios-version
8QET56WW (1.17 )

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