実際、今回のThinkPadはほとんどトラブルは無いです。実はもう半年くらい使ってます。
ということで、X1 Carbon Gen3 をFedoraで使ってみた感想。
購入
今回の前評判では、1920x1080のFHD解像度が地雷だという情報が出回っていましたので、2560x1440のHiDPIモデルを選びました。導入
今回はWindowsを残したままインストールします。Windows側のメインパーティションを限界まで縮小して、余った130GBにインストールしました。
F23のイメージをDVDに焼いて、USBドライブからインストールしました。何の問題なし。
手動パーティション設定する場合は、/boot/efi にWindowsが作成されたEFIパーティションをマウントする必要があります。これは自動パーティション構成すると、勝手にマウントしてくれるので、それを参考にしましょう。
デバイス認識
全てのデバイスが標準で利用できます。●モニタ
高解像度なので少々面倒くさいです。
そのままだとScaling Factor 2がデフォルトになり、なめらかで綺麗なデスクトップになる反面、ウインドやトップのバーがでかすぎて表示領域が狭くなります。
一方で、Scaling Factorを1に変更すると全体がとんでもなく小さくなります。ちなみに、1.5とかの設定はできません。
gsettings set org.gnome.desktop.interface scaling-factor 1
といっても、じゃあ1920x1080版にするとモニタの品質が地雷(みたいです)
方針として、Factor 2 で個別のアプリで表示を縮小して使うか、Factor 1で拡大して使うかになります。
Factor 2の場合は、トップバーやタイトルバーが大きくなりすぎるので、最大化時に非表示にするExtentionを使うと良いと思います。
HiDPIモニタに関しては以下が参考になります。
https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/HiDPI
●外部出力
MiniDisplayポート経由でDsub変換して問題なく使えます。
ただし、MiniDisplayやHDMI直刺しするとたまにF23がフリーズします。たぶん、サウンドデバイスの切り替えとかその辺りだとおもいます。
●WiFi、有線eth
問題なく使えます
●サウンド、カメラ、マイク、BT
問題なく使えます
●指紋認証デバイス
標準でfprintdが設定され、何もしなくても使えます。fprintd-enrollコマンドで指紋を登録するだけです。
ただし、sudo するたびに指紋の読み込みを求めてきたりするので私はOFFにしています。
dnf remove fprintd か、pam.dの設定からfprintdを削除するとOFFになります。
●トラックポイント
使えます。ただし標準だとかなり動作が鈍いです。
GUIから設定をいじる項目がないっぽかったので、以下で速度をあげています。
echo -n 255 > /sys/devices/platform/i8042/serio1/serio2/speed echo -n 255 > /sys/devices/platform/i8042/serio1/serio2/sensitivity
●タッチパッド
使えます。かつ動作も結構いじれます。
標準の設定ツールでナチュラルスクロールやタップの設定、またはタッチパッドの無効が可能です。
さらに gnome-tweak-tool で、タップやクリックの位置を設定できます。
気になるところ
●負荷が高いと頻繁にCPU温度がしきい値を超えて警告が表示される。Windowsだと何も出てきません。なんの違い??
●背面の天板がギシギシとゆがんで安っぽい感じがする。
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