2011年4月14日木曜日

太陽電池+エネループ = モバイル災対システム

以前に記事を書いた
http://aikotobaha.blogspot.com/2010/05/iphone.html

が、まさかこんな局面で役に立つことになるとは・・・

今回の震災では携帯電話+Twitterが情報源の一つとして役に立ったようだ。直接通話はすぐに回線がパンクして使えなくなってしまうが、パケット通信は遅いながらも使えたって事みたい。

そこで、携帯電話の命綱となるのが電池と電波。

電波はキャリアに頑張ってもらうしかないけれども(ソフトバンクの電波はかなりいまいちだったようだ)、電池は自分で何とかするしかない。しかも電波状況の悪い場所では、携帯電話が電波を検出するのにパワー使ってiPhoneなんかあっという間に電池が無くなってしまう。

また長期にわたり停電が続くようなケースもあるため、自律的に充電する術を用意しておくと安心できる(電話だけじゃなくて、ラジオや懐中電灯にも使えるしね)

ここでは緊急時に備えた太陽電池を使ったモバイル充電システムを使ってみた感想を紹介しておく。


■準備するもの

携帯できるお手軽な電源と言えば電池。中でも再利用可能なエネループがお勧め。

単三サイズが汎用的に使えて、持ち運びも便利。



太陽電池からエネループを充電するにはこれが超お勧め。米軍に採用され湾岸戦争でも活躍したたらしい?

フィルムタイプの太陽電池を採用しているため衝撃に強く、折りたたむと凄くコンパクト。充電装置部にUSBの口が付いて直接給電もできるタイプと、充電のみのタイプがあるが、お勧めは後者の充電のみのタイプ。

付属のUSB給電は制限が多く、新しいタイプの機器が対応していない(電圧が足りない)場合充電できない。またUSB給電機能を付けたため、一度に充電できる電池の数が2本のみ(充電のみタイプは4本)と少ない(しかし折りたたんだ時のサイズは一緒)

使ってみた感じだと、4本のエネループを空の状態から、天気の良い日なら4時間ほどでほぼ満タン。冬の曇りの日でも朝から夕方まで窓際につるしておくとほぼ満タン。雨の日でも思ったより充電できるすぐれもの。



太陽電池でエネループを充電したら、これに電池をセットしてUSB経由で充電。

iPhone4やPSPも行ける。iPhone4だと、上の太陽電池で満タンにしたエネループ2本で40~50%分くらいは充電できるので、4本あれば大体満タン。



上の3つ折りたたんだ状態の写真が以下(太陽電池フィルムのところにはエネループが4本セット済み)

かなりコンパクトにまとまるのでかばんに簡単に収まる。充電器は普段は家で充電したエネループをセットしておけば外出先の充電器としても使える。

またこの太陽電池フィルムはバックに巻きつけたりしても使える(引っかける器具も一緒に付いてます)ので、車通勤の人なんかはバックに巻いておいて日の当る所に置いておくだけでエネループを充電できます(満員電車の人はつらいですが・・・

いざって時のために準備してみるといいかも。

*かなり人気あるみたいで楽天はほぼ売り切れ。Amazonに若干の在庫ありという感じみたいです。

  

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