2011年8月29日月曜日

ノートPCでKVMを使う場合のネットワーク構成


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サーバ上でKVMを使う場合のネットワークはBridgeデバイスを使うのが一般的だがノートPCだとそうも行かない。

ブリッジデバイス(brX)はNetwork-Managerの制御を受け付けないので、物理NICやWLANをブリッジ化してしまうと持ち歩き前提のノートPCは非常に不便になってしまう。

なので標準のvirbr0をうまく使って仮想環境を作るのがおすすめ。

以下、よく使ってる設定ファイル
/etc/libvirt/qemu/networks/default.xml
<network>
  <name>default</name>
  <uuid>a388f764-42b0-b80e-bbe4-53dfc71a5939</uuid>
  <forward mode='nat'/>
  <bridge name='virbr0' stp='on' delay='0' />
  <ip address='192.168.128.1' netmask='255.255.255.0'>
    <dhcp>
      <range start='192.168.128.128' end='192.168.128.254' />
    </dhcp>
  </ip>
</network>
forward modeをnatにしておくと、有効なNIC/WLANにフォワードしてくれるのでホストPCさえネットに繋がっていれば仮想マシンも外部に通信可能になる。


virt-managerからGUIで設定することも可能。このファイルを直接編集する場合は

# /etc/init.d/libvirtd stop してからやる。


uuidの生成は

# uuidgen
ad795728-04bd-41dc-950a-8fc36446f23c


この仮想ブリッジデバイスをOSから見える起動時(libvirtd起動時)に自動的に有効にするには、

/etc/libvirt/qemu/networks/autostart 内にdefault.xml のシンボリックリンクを貼っておく。

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