iscsiadm コマンドの使い方
■前提バージョン
RedHat Enterprise Linux 5.3
■必要パッケージ
iscsi-initiator-utils-6.2.0.868-0.18.el5
device-mapper-multipath-0.4.7-23.el5
* バージョンは環境によって違うのはお約束
■必要サービス
iscsid
multipathd
* chkconfig から操作可能。
■注意事項
RedHatのiSCSIイニシエータはマルチパスを制御できないのでdevice-mapper multipath と組み合わせる必要あり。
■ターゲットポータルを登録する
# iscsiadm -m discovery --type sendtargets --portal IP_Address
■ターゲットポータルの検索状態を確認
# iscsiadm -m discovery
(詳細表示)
# iscsiadm -m discovery -P 1
■OSに認識されているターゲットポータルを確認する
# iscsiadm -m node
(詳細表示)
# iscsiadm -m node -P 1
■ターゲットポータルを削除する
誤って認識したものや、ストレージを切り離す時に使う。
# iscsiadm -m node -o delete -T Target_Name -p IP_Address:port,num
■ターゲットへログインする
認識している全てのターゲットへログインする。これでログインしたターゲットはOS再起動時に接続を復元される。
# iscsiadm -m node --login
■ターゲットへログインする
個別にターゲットを指定してログイン。OS再起動時に接続を復元される。
# iscsiadm -m node -T Target_Name -p IP_Address:port,num --login
■ログインしているセッションを確認する
# iscsiadm -m session
(詳細表示)
# iscsiadm -m session -P 1
(より詳細表示)
# iscsiadm -m session -P 2
(さらに詳細表示)
# iscsiadm -m session -P 3
■ログアウトする
# iscsiadm -m node -T Target_Name -p IP_Address:port,num --logout
■iSCSIパラメータを調整する
以下のファイルを編集
/etc/iscsi/iscsid.conf
このパラメータファイルはデーモンの再起動では設定が反映されないものがあるようだ。
詳しく調べてないので何か方法があるのかも知れない。OS再起動すると反映されている。
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