2012年3月6日火曜日

便利コマンド virt-top (仮想マシンの状態を監視)


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仮想マシンの状態を簡単に把握するためのコマンド。

・仮想マシンの負荷状態
・物理CPUの利用状況
・仮想NICの利用状況
・BLOCKデバイスの利用状況

をそれぞれ監視できる。



導入は yum install virt-top で終わり。

以下ヘルプ。起動中に h で同じ画面が表示可能。
virt-top 1.0.6 ocaml-libvirt 0.6.1.0 libvirt 0.9.6 by Red Hat                                       
遅延間隔: 3.0 秒; バッチ: オフ; セキュア: オフ; 分類: %CPU
接続 : デフォルト; ホスト名 : f16-x121e.sol-net.jp

 主要キー                               表示モード                        
 space ^L 表示を更新                    0        ドメイン表示
 q        終了                          1        物理 CPU の切り替え
 d s      更新間隔を設定                2        ネットワークインターフェイスの切り替え
 h        ヘルプ                        3        ブロックデバイスの切り替え
 B        toggle block info req/bytes

 分類                                
 P        %CPU で分類
 M        %MEM で分類
 T        時間で分類
 N        ID で分類
 F        分類フィールドを選択

virt-top(1) man ページには他のヘルプが用意されています。なにかキーを押すと戻ります

■全般情報
   ID S RDRQ WRRQ RXBY TXBY %CPU %MEM    TIME   NAME                                                
    8 R                      0.0  0.0   0:00.27 dev-sl62
    7 R                      0.0  0.0   0:41.60 win2k3std

■物理CPUの利用状況
PHYCPU %CPU dev-sl62 win2k3std                                                                      
   0   70.7 43.2 #   27.5 #
   1    0.0
   2    0.0
   3    0.0

■仮想NICの通信状態
   ID S RXBY TXBY RXPK TXPK DOMAIN       INTERFACE                                                  
    7 R 2936  940    5    4 win2k3std    vnet0
    8 R    0    0    0    0 dev-sl62     vnet1

■ブロックデバイスの状態
   ID S RDBY WRBY RDRQ WRRQ DOMAIN       DEVICE                                                     
    7 R    0    0    0    0 win2k3std    hdc
    8 R    0    0    0    0 dev-sl62     vda
    7 R    0 332K    0   70 win2k3std    vda

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