2011年2月7日月曜日

RHEL6 (6)rsyslogd


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RHEL6からsyslogdでは無く、rsyslogdが標準になった。といっても互換性があるので大きな違いは無いのでメモ程度。


[root@localhost ~]# ps -ef |grep syslog
root       998     1  0 21:54 ?        00:00:00 /sbin/rsyslogd -c 4

[root@localhost ~]# chkconfig --list |grep syslog
rsyslog         0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off


syslog と rsyslog の違い

rsyslogd - reliable and extended syslogd(信頼できる拡張されたsyslogd)

ってことで、syslogd の信頼性を向上させたもの(適当

主な違いとして、

1. ログ転送にTCPが使える(syslogdはUDPなので送信ロストする可能性がある
2. ログの転送先にSQL ベースのDBを指定できる
3. 暗号化転送に対応
4. syslogd 互換

と、基本的にはsyslogdの互換進化版。


設定に関して

設定ファイルは /etc/rsyslog.conf で文法もほぼsyslogdと一緒で難しくない。

man rsyslogd
man rsyslog.conf
/usr/share/doc/rsyslog-4.6.2/index.html

にほとんど書いてある。


例) 他ホストからTCPでsyslogを受け取る

/etc/rsyslog.conf
# Provides UDP syslog reception
#$ModLoad imudp.so
#$UDPServerRun 514

# Provides TCP syslog reception
$ModLoad imtcp.so
$InputTCPServerRun 514
*コメントを外すだけ。UDPで受け取る場合は上のコメントを外す。


例) 他ホストへTCPでsyslogを送る

/etc/rsyslog.conf
*.info @@log.server.net
*.info @@192.168.1.X
*@@でホストを指定するだけ。UDPで送信する場合@一個。


設定の参考になるサイト

@IT マクロとテンプレートによるrsyslog活用法

@IT マクロを生かしたrsyslogの活用例

rsyslogの設定@CentOS5.3(MySQLのへ転送)

バックエンドに Mysql を使用して rsyslog を インストール

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