2014年5月10日土曜日

term, ansi-term, multi-term + cygwin-mount.el で発生する No such directory found via CDPATH environment variable について


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少々長いタイトルになってしまいましたが、題記の通りです。cygwin-mount.el を有効化した環境で、term.el系を起動したタイミングや、特定ディレクトリへ cd したタイミングで発生します。

No such directory found via CDPATH environment variable

この現象は、ターミナル側の cd を捕捉して、Emacs 側でも cd を動かそうとして発生しますので、.emacs や init.el で、

;; term側 cd 捕捉によるEmacs側の cd を抑制(term.elで定義されている関数)
(fset 'term-command-hook '(lambda (x)))

として、ターミナル側の入力をキャッチしている関数を無効化すると、とりあえずは現象を回避できます。

この根本原因は、cygwin-mount.el によって変換される cygwin マウントポイント となるディレクトリを直接指定する場合に、末尾に / つきパスでないと変換してくれない、という仕様によるもののようです。

このようなマウントポイントの場合、
(shell-command "df -h")

ファイルシス                                 サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
C:/gnupack_devel-12.02/app/cygwin/cygwin/bin   230G  153G   77G   67% /usr/bin
C:/gnupack_devel-12.02/app/cygwin/cygwin/lib   230G  153G   77G   67% /usr/lib
C:/gnupack_devel-12.02/app/cygwin/cygwin       230G  153G   77G   67% /
C:/gnupack_devel-12.02/app/cygwin/local        230G  153G   77G   67% /usr/local
C:/gnupack_devel-12.02/home                    230G  153G   77G   67% /home


これは上手くいきますが、
(cd "/home/")

"c:/gnupack_devel-12.02/home/"

これはエラーになります。
(cd "/home")

Debugger entered--Lisp error: (error "No such directory found via CDPATH environment variable")
  signal(error ("No such directory found via CDPATH environment variable"))
  error("No such directory found via CDPATH environment variable")
  ad-Orig-cd("/home")
  cd("/home")
  eval((cd "/home") nil)
  eval-last-sexp-1(t)
  eval-last-sexp(t)
  eval-print-last-sexp()
  call-interactively(eval-print-last-sexp nil nil)


このあたりをいじるとよくなるかもしれないですが、どんな影響があるかわからないので、今回の対策としました。

cygwin-mount-activate is an interactive Lisp function in
`cygwin-mount.el'.

(cygwin-mount-activate)

Activate cygwin-mount- and cygwin-style-handling.

file-name-handler-alist

(("\\(?:\\.dz\\|\\.xz\\|\\.lzma\\|\\.lz\\|\\.g?z\\|\\.\\(?:tgz\\|svgz\\|sifz\\)\\|\\.tbz2?\\|\\.bz2\\|\\.Z\\)\\(?:~\\|\\.~[-[:alnum:]:#@^._]+\\(?:~[[:digit:]]+\\)?~\\)?\\'" . jka-compr-handler)
 ("\\.gpg\\(~\\|\\.~[0-9]+~\\)?\\'" . epa-file-handler)
 ("\\`/[^/]\\{2,\\}\\'" . tramp-completion-file-name-handler)
 ("\\`/\\([^[/|:]\\{2,\\}\\|[^/|]\\{2,\\}]\\):" . tramp-file-name-handler)
 ("\\.lnk\\'" . w32-symlinks-file-name-handler)
 ("^/cygdrive/[A-Za-z]/" . cygwin-mount-map-drive-hook-function)
 ("^//[A-Za-z]/" . cygwin-mount-map-drive-hook-function)
 ("^/[^:@]*$\\|^/|/[^/:]+\\(\\'\\|/\\)" . cygwin-mount-name-hook-function)
 ("\\`/:" . file-name-non-special))


2014年5月8日木曜日

gnupack devel 12.02 非公式アップデート


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*gnupack 非公式アップデート版に関する最新バージョンは こちら をご確認ください*

アップデートの概要 12.01 to 12.02

・Emacsの画面描画で問題があったため、Emacsのみ12.00へ戻しました。
・そのほかは 12.01 の通りとなっております。

ダウンロードはこちらから。
gnupack_devel-12.02-unofficial.exe


2014年5月7日水曜日

gnupack devel 12.01 非公式アップデート


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*gnupack 非公式アップデート版に関する最新バージョンは こちら をご確認ください*

アップデートの概要 12.00 to 12.01

・Emacs24.3を再コンパイル(cmgemo.dllをリンクするようにコンパイル)
・UTF-8での使い勝手を向上
・いくつかのパッケージを追加
・上記にともない、ruby, python, perl, clisp の全てを利用可能に。

ダウンロードはこちらから(Emacsに問題があったため、12.02を利用してください)
gnupack_devel-12.01-unofficial.exe

アップデートの詳細


2014年5月4日日曜日

Helm から Hyerspec/CLtL2 を引く


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** 2014/05/11 slime をバージョンアップ したらHyperSpec が引けなくなったので修正

HyperSpec と CLtL2 を Helm から引けるようにします。 anything とまったく一緒です。

HyperSpec は ANSI Common Lispのリファレンス、CLtL2 は Common Lisp the Language, 2nd Editionの略記で仕様書風の読み物。CLTL1 → ANSI と仕様がFIXするまでの経緯等にもついて記載されているらしいです。私はほぼ HyperSpec しか使っていません。


設定方法は以下


gnupack devel 12.00 非公式アップデート


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*gnupack 非公式アップデート版に関する最新バージョンは こちら をご確認ください*

アップデートの概要 11.10 to 12.00

・tdm/mingwをバージョンアップ
・上記に伴いEmacs24.3を再コンパイル
・UTF-8を使うように変更
・Cygwinパッケージを追加
・上記に伴い全体のサイズが約650MB(11.10)→1,100MB(12.00)と増加

ダウンロードはこちらから(DL数カウントのため google shortener経由にしました。実態はDropboxへ配置)
gnupack_devel-12.00-unofficial.exe

アップデートの詳細


2014年5月3日土曜日

gnupack devel 11.10 非公式アップデート


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*gnupack 非公式アップデート版に関する最新バージョンは こちら をご確認ください*

gnupack を愛用しているのですが、最近更新がとまってしまったので、非公式のアップデート版を作成しました。

ダウンロードはこちらから(DL数カウントのため google shortener経由にしました。実態はDropboxへ配置)
gnupack_devel-11.10-unofficial.exe

アップデートの概要は以下です。

・Emacsのバージョンを24.2 => 24.3
・Cygwinのバージョンを 1.7.17-1 => 1.7.29-2
・apt-cyg をバージョンアップ

以下の問題を解決しています。

apt-cygが失敗します
Win8.1/x86 でのemacs


アップデート内容に関する詳細は付属のREADMEに記載しています。


2014年4月15日火曜日

Fedora on T440s


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メイン機としていたT440sが半死状態になりました。


OS起動時に高確率でHDD(標準搭載のSAMSUNG MZ7TD256)を認識しません。特に再起動時に高確率で発生します。通常起動した際も最初のブートローダーの立ち上がり前に1~2分待たされてしまいます。
T440sはスペック的にかなりのお気に入りなのですが、ThinkPadとは思えない品質の悪さです。

今回はSSDの不良っぽく、検索してみるとHDD交換になる可能性が高そうなので、eService(Lenovoのサポートリクエスト窓口)に修理依頼をしつつ、手元からなくなる前にFedoraをインストールして遊んでみることにします。

T440sのスペックは以下です。

 ・Windows8.1 64bit
 ・Core-i5 4200U
 ・8GB memory
 ・T440s 14.0FHD WWAN(1920x1080 none touch panel)
 ・Wireless LAN: Intel 7260 BT BGN
 ・720p HD Camera
 ・NVIDIA Geforce GT 730M(Optimus)
 ・指紋センサー
 ・UEFI+Secure Boot(デフォルト)

nVidia Optimus と 指紋センサーはFedora20では認識されません。T440sをLinux機として使いたい人はこの二つをつける必要はないと思います。内蔵のIntel統合ビデオチップでも十分な性能です。


デュアルブート(Win8.1 & Fedora20) + UEFI + Secure boot

Win8.1/T440sは標準の状態で以下のようなパーティション状態になっています。Win8の場合は、末尾の回復パーティション、OEMパーティションが存在していません。GPT形式です。


Windows標準ツールでは表示されませんが、実際はMSRパーティションというものがあり、こんな感じになっています。

 1. 回復パーティション
 2. EFIパーティション
 3. MSRパーティション
 4. 標準パーティション ← Windowsの本体はここ
 5. 回復パーティション
 6. OEMパーティション

デュアルブート構成する場合は、4つ目標準パーティションを縮小して空き領域を作ります。縮小はWindowsの管理ツールから行えます。リカバリメディアを作成 or 手配している場合は回復パーティションとOEMパーティションは削除しても問題ありません。削除は diskpart コマンドを使います。


Fedora20をインストールするときは / のみ作成し、既存のEFIパーティションを /boot/efi へマウントするように設定します。/boot や swap はあってもなくてもいいです。既存パーティションは再初期化しないように注意してください。

GrubからWindowsをブートする方法は上手くいきませんでした。ですがUEFIの場合は、UEFIブートローダーからOSを選択できます。UEFIでは、EFIパーティションに配置されているブートイメージを登録することで、起動するOSを選択できるようになります。

登録されている情報を操作するには、Linux から efibootmgr コマンドを利用します。


シングルブート(Fedora20) + UEFI + Secure boot

特筆すべきことはありません。EFIパーティションを作成して、/boot/efi にマウントするだけで後は普通のインストールと変わりません。


シングルブート(Fedora20) + Legacy Boot

BIOSの設定で、Secure Boot を OFF にする事で、Legacy Bootモードに変更できるようになります。このモードではEFIパーティションは不要で、従来のように /boot からカーネルを起動するようになります。

Linuxオンリーで使う場合はこのモードが一番扱いやすいと思います。Linuxの場合は高速スタートアップも利かないので、UEFIもレガシーブートも起動速度に差はほとんど無いように感じました。


2014年4月2日水曜日

Fedora 19/20 上にリモート開発環境(xrdp & LXDE)を整える


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リモート作業はいろいろな手法がありますが、これは以下の状況を想定しています。

* 作業端末はWindowsを使わざるを得ない。
* 開発物の連携対象がリモートにあり、開発環境は近い場所に置きたい。
* 開発環境はLinuxじゃないと無理。
* どうしてもXが起動したい(軟弱
* 接続先の回線が細い。

  → xrdp & LXDE

xrdpを使うのは、Windows側に特別なクライアントが必要ないことと、X接続やVNC、Spiceに比べて操作が軽快です。
LXDEはいわずと知れた軽量デスクトップです。xrdp経由だとリッチなエフェクトを備えたGNOME3はオーバースペックすぎます。



まず必要なソフトウェアをインストールしますが全部標準リポジトリに含まれていますので簡単です。

$ sudo yum install xrdp
$ LANG=C yum groupinstall "LXDE Desktop"


xrdpには日本語キーマップファイルが含まれていませんので このリンク先 からkm-xxxxx.ini ファイルを取得します。
取得したファイルを以下の名前で /etc/xrdp 以下へコピーしておきます(同じファイルを違う名前で4つ配置します
km-0411.ini
km-e0010411.ini
km-e0200411.ini
km-e0210411.ini

xrdpサービスを起動しつつ、3389ポートを開けます。
$ sudo systemctl start xrdp.service
$ sudo systemctl enable xrdp.service
$ sudo firewall-cmd --add-port=3389/tcp --permanent

これでWindowsからリモートデスクトップで接続する事が出来るようになりました。
しかしこのままではGNOME3が起動してしまいます。

検索してみると /etc/xrdp/startwm.sh を次のように書きかえる、というのが見つかりますが、Fedoraの場合上手くいきませんでした。
SESSIONS="gnome-session blackbox fluxbox startxfce4 startkde xterm"
↓
SESSIONS="lxsession gnome-session blackbox fluxbox startxfce4 startkde xterm"

原因は、startvm.sh → (ファイルがあれば)/etc/X11/xinit/xinitrc → (ファイルがあれば)/etc/X11/xinit/Xclients という順序でファイルが呼び出されていきますが、最後の /etc/X11/xinit/Xclients が呼ばれると、どんな設定になっていても GNOME3 or KDE のどちらかが起動するようになっています。

このファイルを書き換えてもいいのですが、パッケージに含まれるファイルを編集してしまうとアップデート時の対応が面倒になるので、今回は以下で対処しました。
$ cp /etc/lxdm/Xsession ~/.Xclients

/etc/lxdm/Xsession にはLXDEを起動するためのスクリプトが含まれており、本来はコンソールのログインマネージャから呼ばれます。これをホームディレクトリに、.Xclients という名前でコピーしておくと、 /etc/X11/xinit/xinitrc の中からこのスクリプトが呼び出されるようになり、LXDEが起動できるようになります。

やめたいときはこのファイルを削除するればOKです。



(参考)km-xxxx の中身


2014年2月19日水曜日

Clack & Swank によるインタラクティブなWebシステム開発


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以前にこんな記事 「実行中 Common Lisp アプリのホットディプロイ」 を書きましたがその続きです。

Swankを使って起動しているCommon Lisp処理系に接続して動的に実行環境を操作しましたが、それをもう少し実践的に使ってみます。



【御礼】100万ページビュー達成


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気が付いたらこのブログも100万ページビューを超えておりました。

最近更新が滞っており申し訳ない次第です。
これからも、Linux、OpenStack、Lispネタを中心に記事を書いていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。