2011年6月30日木曜日

Emacs フォント関連の設定


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ここを参考に設定。使っているのはNTEmacs。
;; デフォルトフォントの設定
(set-face-attribute 'default nil
                    ;; :family "inconsolata"
                    :family "MS ゴシック"
                    :height 100)

;; 日本語フォントの指定(指定しない場合はデフォルトが使われる)
(set-fontset-font "fontset-default"
                  'japanese-jisx0208
                  '("MS ゴシック*" . "jisx0208.*"))

(set-fontset-font "fontset-default"
                  'katakana-jisx0201
                  '("MS ゴシック*" . "jisx0201.*"))

;; 文字飾りを有効にする
(setq w32-enable-synthesized-fonts t)

;; フォントの大きさを調整する
;; 無くても綺麗に表示されるのでMSゴシックの場合は必要なし?
(add-to-list 'face-font-rescale-alist
             `(,(encode-coding-string ".*MS.*bold.*iso8859.*" 'emacs-mule) . 0.9))

(add-to-list 'face-font-rescale-alist
             `(,(encode-coding-string ".*MS.*bold.*jisx02.*" 'emacs-mule) . 0.95))

;; 行間を指定
(setq-default line-spacing 0.2)


外資で結果を出せる人 出せない人


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外資で結果を出せる人 出せない人



いわゆる外資系IT企業(の日本法人)で働くということについて、日本Oracle、アップルジャパンの経営に携わった著者の経験を記載した本。

自分の転職時には日本オラクル、日本HPに内定を貰ったが結局お断りさせていただいた。10年前なら間違い無く行っただろうが、漠然と現在の外資企業の日本法人というポジションに魅力を感じなくなっていたためだ。

なぜ昔ほどの魅力を感じなくなったのか、その理由が本書には記載されている。

*本書の一部がこちらで紹介されているので興味ある方は参照してみてください。

自分が外資系メーカーの法人を避けた理由をまとめるとこんな感じになる。

1.日本がアジアの中心では無くなった。
2.1に伴い日本法人は国内ビジネスのみをターゲットにした営業・サポート部隊になりつつある。
3.昔ほど技術のコアに興味が無くなった(自分の限界を知ったという意味でもある

そして最大の理由が、国外 → 国内 のビジネスよりも、国内 → 国外 のビジネスをしてみたいと思ったこと。

外資の日本法人は間違い無く今後も前者のモデルのまま変化しないだろうが、国内のITベンダーは間違い無く後者のモデルに変化せざるを得ない。だったら後者の立ち上げに初期から関わることになれれば非常におもしろそうだと感じたため。

自分に米本社に入社できるくらいの能力があれば一番良かったんですけどね。。。

何はともあれ本書はこれから転職を考えている人や、これから新卒として就職する人たちには「外資系企業」で働くということを知る良い本だと思います。


2011年6月29日水曜日

Scientific Linux 6.0 インストール


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Scientific Linux とは?

Wikipediaより
Scientific Linux(サイエンティフィック・リナックス)は、フェルミ国立加速器研究所(Fermi National Accelerator Laboratory)及び欧州原子核研究機構(CERN)によるLinuxディストリビューション。RHELをベースとしており、CentOS同様の高い互換性を持つ。

Scientific Linux(以下SL) は CentOSやOracle LinuxのようなRHELクローンOSです。RHELからRedHatの商標を取り除いたパッケージで構成され、ここに科学技術演算用パッケージを追加したものになります。RHELとほぼ完全なバイナリ互換を持っており、サーバー用パッケージもRHELとほぼ同等ですので科学技術用途だけで無くサーバ・クライアント用としても使うことが可能です。

CentOSの開発が鈍化している現状を考えると、巨大組織を開発バックに抱えるSLが今後のRHELクローンの主流になるかもしれません。

入手先
https://www.scientificlinux.org/

ミラー
http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/scientific/
http://ftp.ne.jp/Linux/distributions/scientificlinux/
http://ftp.riken.jp/Linux/scientific/
http://ftp.yz.yamagata-u.ac.jp/pub/linux/scientific/

入手するのはinstall-DVD.iso。インストールの流れは以下(デフォルトインストール)



VirtualBox 4.0.10 リリース


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そんなに気になるリリースは無し。太字部分が自分に影響ありそうな部分。
http://www.virtualbox.org/wiki/Changelog

アップデートしていくつかゲストを動かした感じでは大きな問題はなさそう(Win7 64host - guest winxp, win2000, sol10, sol11, rhel6, rhel5, centos5)
・GUI: fixed disappearing settings widgets on KDE hosts (bug #6809)
Storage: fixed hang under rare circumstances with flat VMDK images
・Storage: a saved VM could not be restored under certain circumstances after the host kernel was updated (bug #8983)
・Storage: refuse to create a medium with an invalid variant (for example Split2G with VDI; bug #7227)
・Snapshots: none of the hard disk attachments must be attached to another VM in normal mode when creating a snapshot
USB: fixed occasional VM hangs with SMP guests (bug #4580)
・USB: proper device detection on RHEL/OEL/CentOS 5 guests (partial fix for bug #8978)
・ACPI: force the ACPI timer to return monotonic values for improve behavior with SMP Linux guests (bug #8511 and others)
・RDP: fixed screen corruption under rare circumstances (bug #8977)
・rdesktop-vrdp: updated to version 1.7.0
・OVF: under rare circumstances some data at the end of a VMDK file was not written during export
・Mac OS X hosts: Lion fixes (bug #8903)
・Mac OS X hosts: GNOME 3 fix
・Linux hosts: fixed VT-x detection on Linux 3.0 hosts (bug #9071)
・Linux hosts: fixed Python 2.7 bindings in the universal Linux binaries
Windows hosts: fixed leak of thread and process handles
・Windows Additions: fixed bug when determining the extended version of the Guest Additions (4.0.8 regression; bug #8948)
Solaris Additions: fixed installation to 64-bit Solaris 10u9 guests (4.0.8 regression)
Linux Additions: RHEL6.1/OL6.1 compile fix
・Linux Additions: fixed a memory leak during VBoxManage guestcontrol execute (bug #9068)


2011年6月28日火曜日

Emacs wanderlust mailcapを参照せずに添付ファイルを開く(fiber.exe利用)


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これはすごい便利。以下をdot.emacsかdot.wlに記載しておけば、添付ファイルにカーソルを合わせてvでアプリが起動してくる。
(defvar my-mime-preview-play-current-entity-appname "fiber"
 "meadow なら fiber, mac なら open, linux なら xdg-open")

(unless (functionp #'mime-preview-play-current-entity-orig)
  (fset #'mime-preview-play-current-entity-orig
        (symbol-function #'mime-preview-play-current-entity)))

(setq mime-play-delete-file-immediately nil)

(defun mime-preview-play-current-entity (&optional ignore-examples mode)
  (interactive "P")
  (if (and mode (not (equal mode "play")))
      (mime-preview-play-current-entity-orig ignore-examples mode)
    (let* ((entity (get-text-property (point) 'mime-view-entity))
           (name (mime-entity-safe-filename entity))
           (filename (expand-file-name (if (and name (not (string= name "")))
                                           name
                                         (make-temp-name "EMI"))
                                       (make-temp-file "EMI" 'directory))))
      (mime-write-entity-content entity filename)
      (message "External method is starting...")
      (let* ((process-name
              (concat my-mime-preview-play-current-entity-appname " " filename))
             (process
              (start-process process-name
                             mime-echo-buffer-name
                             my-mime-preview-play-current-entity-appname
                             filename)))
        (set-alist 'mime-mailcap-method-filename-alist process filename)
        (set-process-sentinel process 'mime-mailcap-method-sentinel)))))
参考>> 俺 wanderlust。さっき mailcap と別れてきた


2011年6月24日金曜日

Emacs isearch で C-h できない


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恥ずかしながらずっとこういうものだと思っていたんだけど、以下のように設定するればちゃんと使えました。

(global-set-key "\C-h" 'backward-delete-char-untabify)

  ↓

(keyboard-translate ?\C-h ?\C-?)
(global-set-key "\C-h" nil)

参考>> emacsのisearchでC-hで削除できない


2011年6月23日木曜日

Emacs Warning: past XX % of memory limit


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gc-cons-threshold を大きくするとガベージコレクションの頻度が落ちてEmacsが早くなる、というのを聞いて大きめの値を設定していたんだけど、これを大きくしすぎるとGCが働かなくなってすぐにメモリが上限に近づいてタイトルのメッセージを出してくる。

最近のマシンじゃGC頻度を上げたことで目に見えるパフォーマンスに差は無さそうな感じなので、gc-cons-threshold を小さめに設定しておくと一度起動したEmacsを長く使い回せます。

(setq gc-cons-threshold 10000)


2011年6月20日月曜日

Solaris11 ターミナルで256色を使う


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Solrais11 exp はncurses が標準でインストールされているので、以下のようにリンクを張ってやるだけでターミナル上ので256色の利用が可能。

# ln -s /usr/gnu/share/terminfo/x/xterm-256color /usr/share/lib/terminfo/x/
# export TERM=xterm-256color


2011年6月19日日曜日

Solaris11/Emacs ATOK + IIIMECF による日本語入力


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ネットワーク経由でSolarisのATOKは使うのはこちら。今回はX上で使う方法。



2011年6月18日土曜日

Solaris11/Emacs inconsolata フォントを使う


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Emacs自身はパッケージマネージャーで23.1.1がインストール可能。

フォントの公式サイトは以下。
http://www.levien.com/type/myfonts/inconsolata.html

Solaris11はOTFが使えるので以下を入手する。
http://www.levien.com/type/myfonts/Inconsolata.otf

入手したフォントは/usr/share/fonts/TrueType以下に好きなディレクトリを追加して配置する。
# mkdir /usr/share/fonts/TrueType/emacsfonts
# cp Inconsolata.ttf /usr/share/fonts/TrueType/emacsfonts/

フォントキャッシュを再構築
# fc-cache -vf

確認
# fc-list |grep Inconsolata
Inconsolata:style=Medium

Emacsでの設定
;; フォント設定
(set-face-attribute 'default nil
                    :family "inconsolata"
                    :height 120)


Solaris11 zfs の cifs共有


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よく使うのでSolaris11用も記載

まずどこでもいいので共有を有効化
# zfs set sharesmb=on rpool/export/cifs01

認証を設定。/etc/pam.confの最終行に以下を追記
# vi /etc/pam.conf
other password required pam_smb_passwd.so.1 nowarn

パスワードを再設定
# passwd username

共有するだけならこれでOK。

参考>> Nexenta で CIFSワークグループ共有を行う


Solaris11 Alt を Metaキーとして使う


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VBox上のSolaris11でAltがMetaとして使えなかったので、以下で対処。
xmodmap -e 'keycode 64 = Alt_L Meta_L'
これを~/.bashrcに書いておけばOKだった。

参考>> emacs -nw で Alt を Meta として使う


2011年6月16日木曜日

雇用の常識「本当に見えるウソ」


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雇用の常識「本当に見えるウソ」


TVのコメンテーターがまるで事実のように語る雇用情勢についての検証本。元々転職活動する前に買ってずっと積まれてたのを読んでみた。

内容はまあおもしろい。読んでて興味深かったのが他人の意見に対していかにデータを活用して論理的に反論していくかというプロセス。データを用いた論理構築のサンプル集としてとても良いと思った。

この本ではTVによって世間一般に広められた「確証は無いけど何となく定着している」概念に対して既存のデータを様々な角度で考察することにより実にわかりやすく反論をしている。

文章の書き方も論文の手本のような感じでおもしろみは無いけどわかりやすい。


2011年6月9日木曜日

CL clack & cl-markup GET/POST/SESSION


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Clackをもう少し。Webで必須なデータの受け渡し部分について試してみた。

cl-markupはcl-whoと挙動が違うので使うときは注意が必要。



2011年6月8日水曜日

RHEL6.1 の気になるアップデート


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気が付いたらRHEL6.1がリリースされていた。リリースノートを眺めてみて気になるアップデートをピックアップ。

試してみたい方はRHNetworkからISOイメージがダウンロードできます。 → RedHat Network を無料で使う方法



ITインフラ/基盤エンジニア アンケート2011 簡易集計


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ITインフラ/基盤エンジニア アンケート2011

皆様からの多数のご回答ありがとうございます。大変貴重なデータを集めることができました。取り急ぎ簡易的な集計結果を掲載いたします。

時間のあるときにもう少しデータ間の相関関係を分析してみたいと思います。

*有効回答数48名



2011年6月7日火曜日

CL clack & cl-markup


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Common Lispで書かれたシンプルなWebサーバとタグビルダー(?)。試行錯誤しながらちょっと使ってみた。

http://e-arrows.sakura.ne.jp/2011/05/what-ive-created-in-ariel.html



2011年6月2日木曜日

CL で Livedoor Blog へ投稿


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変数にID、API Key、自分のブログ用AtomPubエンドポイントを設定すれば使える(はず



2011年6月1日水曜日

Bloggerの埋め込みコメントフォームを復活させる


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5月13日前後に起きたBloggerの大規模障害からBloggerの埋め込みコメントフォームが表示されなくなってしまった。

これを復活させる方法を見つけたのでメモ。
http://www.google.vu/support/forum/p/blogger/thread?tid=12a42809166b40d3&hl=en



Common Lisp で WSSE認証


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Win7 64 + Clozure CL

Hatenaはうまくいくけど、Livedoorは上手くいかなかった・・・何でだろう?

間違ってたので修正。Livedoorも上手くいくようになった。



Hash Digest の算出


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ironclad というパッケージを使う。quicklispから簡単にインストール可能。

文字列のハッシュ例
CL-USER> (ironclad:byte-array-to-hex-string
               (ironclad:digest-sequence :sha1
                  (ironclad:ascii-string-to-byte-array "password")))

"5baa61e4c9b93f3f0682250b6cf8331b7ee68fd8"

抜粋
・Supported ciphers: AES, DES, 3DES, Blowfish, Twofish, RC5, RC6, Arcfour (RC4)
・Supported hash functions: MD4, MD5, SHA1, SHA256, Tiger, Adler32, CRC32 (also supports tree hashes)
・RFC2104 HMACs and RFC4493 CMACs
・Public key schemes: DSA signing and verification
・Key derivation functions: PBKDF1, PBKDF2 (RFC 2898)


NTEmacsのデフォルトブラウザをChromeに変更


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WindowsではNTEmacsからURLを開くときに標準でOS規定のデフォルトブラウザが使われる。通常はもちろんIE。それをChromeに変更するには以下を.emacsへ追記する。パスは自分の環境に合わせて編集が必要。

もちろんOSのデフォルトブラウザを変更してもいいけど、IEじゃないと困ることもあるのでEmacs内でのみ有効になるようにしてみた。

;; デフォルトブラウザをChromeへ
(defvar *chrome-path* "C:/Users/win7-u24/AppData/Local/Google/Chrome/Application/chrome.exe")
(setq browse-url-browser-function
      '(("."        . browse-url-generic)))
(setq browse-url-generic-program *chrome-path*)