2010年9月12日日曜日

Emacs仕事術(5)メールとWEB


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2010/11/26 修正

メールとWEBは仕事上必須なので使えるようにする。
必要なものは以下。cygwin環境無しで導入する。

■emacs-w3mはw3m.exeが必要になるので、以下から入手する。
ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/cygwin/release/w3m/w3m-0.5.1-2.tar.bz2

■emacs-w3m
http://emacs-w3m.namazu.org/index-ja.html

■APEL
http://www.kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~tomo/elisp/APEL/

■FLIM(LIMIT) 最新版FLIMに変更 → やっぱりLIMITに変更
http://www.kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~tomo/elisp/FLIM/
http://cvs.m17n.org/viewcvs/root/flim/?pathrev=limit-1_14

■SEMI
http://www.kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~tomo/elisp/SEMI/

■Wanderlust
http://www.gohome.org/wl/index.ja.html

C:\emacs\cygbin というディレクトリを作成し、Emacs起動時のバッチにパスを追記しておく。
ntemacs.bat
set HOME=c:\emacs\home
set LC_ALL=ja_JP.cp932
set LC_CTYPE=ja_JP.cp932
set LANG=ja_JP.cp932
set PATH=c:\emacs\bin
set PATH=%PATH%;c:\emacs\cygbin
c:\emacs\bin\runemacs.exe

次に順にソフトウェアを導入していく。



2010年9月10日金曜日

iSCSIストレージ構築のポイント


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iSCSIストレージのポイントがいくつか見えてきたのでまとめておく。



2010年9月4日土曜日

Emacs仕事術(4) ファイラーを使う


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Emacsには標準で dired というファイラーが付属している。起動方法は C-x d でディレクトリを指定する。

この dired はUNIX系OSで使うには便利だが、Windowsの場合いろいろ不備があるので、エクスプローラーで作業した方が効率良い場合もあるので、用途によって使い分ける。

特に、wdiredを使った、ディレクトリの一括操作とgrep&findは便利すぎるので使い方を覚えておくと良い。


2010年9月3日金曜日

Emacs仕事術(3) 印刷設定


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NTEmacsの致命的な点として、標準では全く印刷ができないという点につきる。

Notepadを呼び出して、そこにバッファの内容をコピーして印刷する方法もあるが、
試してみたところ、カラー印刷できないうえに、レイアウトが崩れるものあった。

少々設定は面倒だが、Ghostscriptを使ったPS印刷できる環境を整えることにする。
Ghostscriptに関しては、インストール時にレジストリを操作するので、
新環境に移行した場合には再インストールが必要となるので注意。
(これまでの設定に関しては C:\emacs ごとコピー すれば別環境でも使用可能)

これからは、こういった移行先でのインストール等が必要なものは、
c:\emacs\utils へまとめて入れておくことにする。


2010年9月2日木曜日

Emacs仕事術(2) 便利な設定を追加


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前回の導入で基本的な操作は可能だがもうちょっと便利に使うための設定を入れ込んでいく。

1.yankした個所をハイライトする。
C-y したときに大きな領域がyankされると、どこからどこまでが張り付いたのか分かりにくいので、ハイライトさせる

2.browse-kill-ring.el
通常killingバッファーに格納された文字列は C-y の後に M-y でKillingに格納された順に表示されていくが、これを一覧から選択できるようにしてやる。
M-y で履歴を表示して、n/p で選択、y で張り付け。hを押せばヘルプが見られる。

3.dabbrev-ja.el
Emacsは文字入力中に M-/ で同一バッファから文字列を検索し補完をしてくれる。
しかし標準でこの機能は英語にしか働かないので、日本語にも効くようにしてやる。

4.dabbrev-highlight.el
上記の補完元となった単語をハイライトする。

5.mcomplete.el
Emacsを使っていると、M-x でコマンドを直接実行する機会が多々出てくる。
このElispを導入すると M-x バッファにインクリメンタルサーチ機能を持たせてくれるので、
コマンドの一部しか覚えてなくても実行できて非常に便利。

6.カラーテーマの設定
Emacsの表示カスタマイズは非常に膨大で細部まで設定可能だが、それゆえ1から自分好みに設定するのは難しい。
color-themeを導入することで、事前に準備されたテーマから好みのものを設定するだけでよくなる。
オススメはcolor-theme-subtle-hacker

7.redo.el
EmacsはC-/でUndoを実行できるが、デフォルトではRedoがない。
使えると便利なので導入しておく。


2010年9月1日水曜日

Emacs仕事術(1) インストールと初期・日本語設定


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前の仕事PCがぶっ壊れて起動しなくなったため、使わなくなった検証PCに仕事環境を構築した。

いずれ新PCが届いたら(会社の申請と発注の関係で2カ月くらいはかかりそう)に移行するので、がっつり環境構築するのも面倒なので、NTEmacsにできるだけポータビリティを持たせて環境構築し、新PCが来たら最小の労力で移行できるように環境を整えた。

ついでなので、最新のNTEmacsへ移行し、基本的な仕事は全てそこでできるように頑張ってみる。

** 基本環境の構築

*** インストール
**** 方針
・Windows XP SP3 32bit Core2Duo, 1GBメモリ
・Ntemacsを使う
・極力追加インストールが必要なソフトは避ける(elispだけで実現する)
・Cygwinは使わない(パス解釈がNTEmacsと違うので厄介)


**** インストール方法
gnupackプロジェクトでコンパイル&日本語パッチ適用済みのバイナリが配布されているので、これを使う。

入手先:http://sourceforge.jp/projects/gnupack/releases/?package_id=10839


入手したら、解凍し、C:\emacs へ配置する。

ここで使ったのはNTEmacs23.2


**** 起動ショートカットの作成と環境変数の設定
バッチファイルを、C:\emacs\bin\emacs.bat 作成
---------------------------------
rem 以下のディレクトリが無ければ作成しておく
rem このディレクトに.emacsを作成し、カスタマイズしていく
set HOME=C:\emacs\home
runemacs.exe
---------------------------------
この設定はOS環境変数としても設定しても良いが、いずれPCを移行する関係上、
設定の集約を行うため、上記のような運用にした。

これでemacs.bat を実行すればとりあえずはNTEmacsが起動してくる。
好きな場所にemacs.batへのショートカットを作成しておく。


*** 初期設定と日本語環境整備
基本的な日本語環境のため、以下の設定をc:\emacs\home\.emacs ファイルを作成し記述する。
*ほとんどネットで見つけたものを組み合わせて使っています。

詳細はコメントを参照。