2011年7月27日水曜日

RHEL カーネルパニックを意図的に発生させる


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障害テストなんかでよく使います。

RHEL系のOSはSysRqが有効化されてカーネルコンパイルされているのでマジックキーを使って簡単にカーネルパニックを発生可能。

# echo 1 > /proc/sys/kernel/sysrq
# echo 1 > /proc/sys/kernel/panic

# echo "c" > /proc/sysrq-trigger

これでpanic rebootする。

書き込む文字を変えるといろいろな現象を意図的に起こせる。

詳細は kernel-doc パッケージに含まれる /usr/share/doc/kernel-doc-2.6.XX/Documentation/sysrq.txt に記載されている。

以下代表的なコマンド。

"c" panicさせる。kdumpの設定確認やどうしようも無くなったときに(テストの場合はsyncしてから
"b" 即座にリブートする。アンマウントもsyncも行われない。
"s" マウントされている全てのファイルシステムでsyncを試みる。


以下は障害発生時にコンソールから取得すると役立つかも知れない情報。

"p" レジスタのダンプ
"m" メモリ状態の出力
"t" タスク情報

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