Windows 7 で NTBackup のbkf ファイルをリストアする

家のメインマシンをWindows7に移行して、一つ困ったのが、過去XP標準バックアップツールNTBackupで取得したバックアップファイルがWin7ではリストアできない事。

このツール、OS標準の割にはかなり高機能で、Win2000～Win2003のサーバでもかなりお世話になっていたのだけれども・・・

ということで、過去のbkfファイルからファイルをサルベージする方法を調べたのでメモっておく。

Table of Contents
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1 何が問題か？
2 テストした環境
3 成功したこと
4 試してない事
5 必要なもの
6 リストア方法
    6.1 ntbackupの起動
    6.2 リストアするファイルを読み込む
    6.3 リストアするファイルの選択
    6.4 ファイルの復元先
    6.5 復元の開始
    6.6 復元の開始
7 バックアップは？


1 何が問題か？
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  Win7で過去のNTBackupファイル「bkf」がリストアできない。

2 テストした環境
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  Win7 Pro x64

3 成功したこと
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  単一、および複数ファイルのリストア

4 試してない事
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  バックアップを取る
  レジストリ関連（SytemState）のリストア

5 必要なもの
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  Win XPから以下のファイルを取得してくる必要がある
  C:\windows\system32 以下の5ファイル。

  ntbackup.chm
  ntbackup.exe
  ntbackup.hlp
  ntmsapi.dll
  vssapi.dll

  これらをコピーし、ntbackup というフォルダに格納し、Win7側に配置してやる。

6 リストア方法
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6.1 ntbackupの起動
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   初めにWin7側でNTBackup.exeを起動すると、ウィザードモードになるので、
   最初画面にある「常にウィザードモードで起動する」のチェックを外し、
   一度、NTBackupを終了する。その後改めて起動しなおすと、見慣れた画面が出てくる。

6.2 リストアするファイルを読み込む
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   この辺りはXPでの操作とまったく一緒。
   「メディアの復元と管理」タブから、ツリーの頂点「ファイル」を右クリックし、
   「カタログ」を選択して、bkfファイルをしているする。

6.3 リストアするファイルの選択
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   この辺も一緒。リストアしたいファイルを選択するだけ。

6.4 ファイルの復元先
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   必ず「場所の指定」を選ぶこと。
   Win7とXPではディレクトリの構造が違うので、別の場所に戻してから、
   改めて正規の場所に配置するのが安全。
   （元の場所を選択したままリストアしようとするとエラーになる場合もある）

6.5 復元の開始
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   「復元の開始」を選択すると、このまま開始するか、「詳細な復元オプション」を指定するかの画面が出てくるので、
   「詳細な復元オプション」を選択し、以下のように全てのチェックを外す。

   この辺りのチェックはWindowsのVSSなんかと連携した機能なので使うとおかしくなる。
   セキュリティも互換性はあるはずだけど、外したほうが安全

6.6 復元の開始
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   オプションを指定した上で、改めて復元を実行する。
   たぶんうまくいくはず。

7 バックアップは？
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  たぶんとらないほうがいい。
  NTBackupはVSSを使っており、今回はWinXPのDLLを使って無理やり動かしているだけなので,
  たぶんバックアップとるとOSがおかしくなる（と思う