2010年6月26日土曜日

LPIC(Lv1,2)とRHCE/RHCT


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「LPIC(Lv1,2)とRHCE/RHCT」どっちを取ればいいの?どっちが「良い」資格なの?

よく聞かれます。
でもこの二つの試験は性質が大きく違いますので、単純には比較できません。
LPICは選択式の試験なのに対して、RHCEは実機を用いて与えられた要件にそって環境を実際に構築するテストになります。

LPICが知識を問うのに対して、RHCEは実践的な技術を求めます。
どっちが上という事は無いです。ぶっちゃけどっちも頑張れば丸暗記で受かります。
2010/11/15追記
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(やっぱりRHCEクラスになると実務経験無しの丸暗記じゃ無理。ソースは自分の周りの受けた人から。受かる人は実務経験あるし、実務経験無い人はみんな滑った)
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でも知識の裏付けのない技術は有害ですし、技術として現場で使えない知識は意味がありません。

初心者の方で、どちらか迷っている人は RHCT → LPIC の順で受けるのがオススメです。
RHCTで実機を触って覚えたものを、LPICで深めることができます。

ある程度業務でLinuxに触っている方なら自分に足りないと思う方を受ければいいです。

ただし、両者の最上位資格である、LPIC Level3やRHCA(認定アーキテクト)のレベルになると少々事情が変わっています。
詳細は下記の参考ページを見て各自判断してください。

LPIC Level3
http://www.lpi.or.jp/lpic3/

RHCA
http://www.jp.redhat.com/training/certification/rhca/

*勘違いしやすいですが、RedHatの資格はRedHat Linuxでしか通用しないわけではなく、Oracle LinuxやVMware ESX(のServiceConsole)等にもほとんどそのまま流用可能です。
*CentOSにはほとんどそのまま生かせるのも現時点ではうれしいです。

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