Fedora15だとcore吐いてダメだったけど、F16だと動いた。
Windowsに比べると音の遅延が激しい感じがするのは相変わらず。
-
このページの記事一覧
- 2012年1月13日金曜日 - Fedora16 + KeyHoleTV
- 2012年1月12日木曜日 - OSSの活用は企業の繁栄を左右する
- 2012年1月5日木曜日 - yum localinstall が便利
- 2012年1月4日水曜日 - RedHat系Linuxのリリース年表
- 2012年1月3日火曜日 - Fedora16 grub2の起動メニューを編集
- 2012年1月2日月曜日 - Fedora16 + Canon DR2510C
- - ThinkPad X121e + Fedora16 のやったことメモ
- 2012年1月1日日曜日 - Fedora16 は iPhoneを接続するとバッテリー残量が表示される
OSSの活用は企業の繁栄を左右する
Tweet
IDCジャパンからとても興味深い調査レポートが報告されました。
2011年 国内オープンソースソフトウェア市場 ユーザー利用実態調査とソリューションプロバイダーの採用動向
今までのOSS関連レポートはどんな業種でどんなソフトが使われているといった情報がメインでしたが、今回はOSSの利用と企業の成長にまで言及しています。
OSS利用でコスト削減メリットでもサポートに不安--ベンダービジネスにも効果
この内容は仕事でOSSに携わっている人にとっては非常にありがたいものだと思います。
これまで「これからのシステムにはオープンソースの活用が重要です」と言っても、それは最前線のエンジニア間で通じる感覚であり、物売り営業やPPT/xlsいじりが仕事のメインになっているエンジニア、その他フロントに出てこない人々には通じませんでした。それ故肩身の狭い思いをしている方々も少なからずいます。
それがこのような数値的な根拠をある程度持って出てくると、コミュニティ活動にも参加しやすくなるってものです。
レポートでは以下のような提言もされています。
IDC Japan、国内オープンソースソフトウェア利用実態調査結果を発表
IDC Japan、OSSの利用・採用状況を調査、ユーザーもベンダーもOSS活用が成長のカギ
エンジニアの不足は避けられないでしょう。その代わりこの領域でしっかりとしたスキルと実績を持っていれば、非常にニーズの高い人材となることでしょう。
今まで商用ソフトウェアに発生していたコストが、OSSに置き換わることで何が起きるか?
・システムにかかるコストを下げる事ができる
→ 下げたコストを開発に回すこともできる。
・海外のソフトウェアに払っているコストが無くなる
→ OSSのサポートを行う国内ベンダーに回るようになる
(もしくは自社でOSSをサポートする部隊の稼働コストへ)
これらの相乗効果で国内IT全体の稼働工数が底上げされエンジニアの需要が増えるはずです。
これはIT業界全体にとっても就業人口が増える事で国内のITシステム全体の底上げも図れる上に、全体的に先細り感のある日本経済において新たな雇用を生み出していく効果も期待できます。
2011年 国内オープンソースソフトウェア市場 ユーザー利用実態調査とソリューションプロバイダーの採用動向
本調査レポートは、IDCがユーザー企業の情報システム管理者とソリューションプロバイダーの情報システムエンジニアを対象に、OSS(Open Source Software:オープンソースソフトウェア)の採用状況や採用理由、抱えている課題、今後の採用意向などについてアンケート調査を実施し、その結果について集計/分析をまとめたものである。
「金融危機による景気低迷と東日本大震災を経験し、企業のIT投資が抑制されている中、OSSを活用した低コストソリューションの利用はITビジネスの売上増加につながっている。ユーザーがOSSに期待する効果として、導入コストの削減はもちろんであるが、運用保守コストの削減にも大きな期待があり、ソリューションプロバイダーには導入後のTCO削減効果を明確にすることが求められる。特にソフトウェアの運用保守コストの負担増で悩んでいる大手企業に対しては、より大きな効果を発揮することができる。大手企業をターゲットにすることは、ソリューションプロバイダーにとっても大きな売上につながるため、両者にとってWin-Winの関係を築くことができる」
とIDC Japan ソフトウェア&セキュリティのマーケットアナリストである入谷 光浩は分析している。
本レポートの特徴
今までのOSS関連レポートはどんな業種でどんなソフトが使われているといった情報がメインでしたが、今回はOSSの利用と企業の成長にまで言及しています。
OSS利用でコスト削減メリットでもサポートに不安--ベンダービジネスにも効果
OSSの使用実績と過去3年間のビジネスの売上高の変化の関係を分析すると、OSSの使用実績が多いと回答したベンダー企業の37.2%は過去3年間の売上高が増加している。反対にOSSの使用実績が少ないと回答したベンダー企業では増加が15.2%にとどまり、減少が40.5%となっている。これらのことから、OSSの活用がビジネスの成長につながっていると見ている。
この内容は仕事でOSSに携わっている人にとっては非常にありがたいものだと思います。
これまで「これからのシステムにはオープンソースの活用が重要です」と言っても、それは最前線のエンジニア間で通じる感覚であり、物売り営業やPPT/xlsいじりが仕事のメインになっているエンジニア、その他フロントに出てこない人々には通じませんでした。それ故肩身の狭い思いをしている方々も少なからずいます。
それがこのような数値的な根拠をある程度持って出てくると、コミュニティ活動にも参加しやすくなるってものです。
ビジネスとしてのOSS
レポートでは以下のような提言もされています。
IDC Japan、国内オープンソースソフトウェア利用実態調査結果を発表
・ユーザー企業におけるオープンソースソフトウェア(OSS)の最大メリットはコスト削減
・ソリューションプロバイダーの30%以上はOSSプロジェクトが増加傾向
・OSSの使用実績の多さがITビジネス売上高の増加に繋がっている
・サポートに対する懸念やエンジニア不足の課題を業界挙げて解決していくことが必要
IDC Japan、OSSの利用・採用状況を調査、ユーザーもベンダーもOSS活用が成長のカギ
「OSSを活用することは、ユーザー企業にとってもITベンダーにとっても、今後のビジネスを成長させるための重要な要素。ただ、サポートに対する懸念やエンジニア不足など、解決していかなければならない課題も多い」
エンジニアの不足は避けられないでしょう。その代わりこの領域でしっかりとしたスキルと実績を持っていれば、非常にニーズの高い人材となることでしょう。
OSSは日本のITを活性化する
今まで商用ソフトウェアに発生していたコストが、OSSに置き換わることで何が起きるか?
・システムにかかるコストを下げる事ができる
→ 下げたコストを開発に回すこともできる。
・海外のソフトウェアに払っているコストが無くなる
→ OSSのサポートを行う国内ベンダーに回るようになる
(もしくは自社でOSSをサポートする部隊の稼働コストへ)
これらの相乗効果で国内IT全体の稼働工数が底上げされエンジニアの需要が増えるはずです。
これはIT業界全体にとっても就業人口が増える事で国内のITシステム全体の底上げも図れる上に、全体的に先細り感のある日本経済において新たな雇用を生み出していく効果も期待できます。
yum localinstall が便利
Tweet
野良rpmを拾ってきたときに便利。
# yum localinstall xxxxx.rpm
という形で使用する。
rpmに依存関係がある場合、設定されているリポジトリから自動的に依存関係を解決してからrpmをインストールしてくれる。
# yum localinstall xxxxx.rpm
という形で使用する。
rpmに依存関係がある場合、設定されているリポジトリから自動的に依存関係を解決してからrpmをインストールしてくれる。
RedHat系Linuxのリリース年表
Tweet
Scientific Linux 6.2の更新をチェックした時にふと気になったのでWikiを参考に以下のOSのリリース年表を作って見た。
RedHat Linux
RedHat Enterprise Linux
Fedora
CentOS
Scientific Linux
RedHat Linux
RedHat Enterprise Linux
Fedora
CentOS
Scientific Linux
Fedora16 grub2の起動メニューを編集
Tweet
Fedora16からブートローダーがGRUB2へ変更されている。
従来からの大きな違いは、
F15まで
/etc/grub.conf -> /boot/grub/grub.conf (編集可)
F16以降
/etc/grub2.cfg -> /boot/grub2/grub.cfg (編集不可)
となっている。
/etc/grub2.cfg は以下のファイルを編集し、grub2-mkconfig ファイルによって生成する必要がある。
・/etc/default/grub
・/etc/grub.d/*
デフォルト状態の/etc/default/grub
これをタイムアウト1秒、起動時に冗長的なメッセージ出力を行わせるには以下のようにする。
編集したら以下のコマンドで /etc/grub2.cfg を更新する。
標準出力へ
# grub2-mkconfig
ファイルへ出力
# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
■変更前
cat /etc/grub2.cfg
■変更後
cat /etc/grub2.cfg
従来からの大きな違いは、
F15まで
/etc/grub.conf -> /boot/grub/grub.conf (編集可)
F16以降
/etc/grub2.cfg -> /boot/grub2/grub.cfg (編集不可)
となっている。
/etc/grub2.cfg は以下のファイルを編集し、grub2-mkconfig ファイルによって生成する必要がある。
・/etc/default/grub
・/etc/grub.d/*
デフォルト状態の/etc/default/grub
1 GRUB_TIMEOUT=5 2 GRUB_DISTRIBUTOR="Fedora" 3 GRUB_DEFAULT=saved 4 GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.md=0 rd.dm=0 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_swap quiet rhgb rd.luks=0 LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_root"
これをタイムアウト1秒、起動時に冗長的なメッセージ出力を行わせるには以下のようにする。
1 GRUB_TIMEOUT=1 2 GRUB_DISTRIBUTOR="Fedora" 3 GRUB_DEFAULT=saved 4 GRUB_CMDLINE_LINUX="rd.md=0 rd.dm=0 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_swap rd.luks=0 LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp 106 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_root"
編集したら以下のコマンドで /etc/grub2.cfg を更新する。
標準出力へ
# grub2-mkconfig
ファイルへ出力
# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
■変更前
cat /etc/grub2.cfg
35 set timeout=5 48 linux /vmlinuz-3.1.6-1.fc16.x86_64 root=/dev/mapper/vg_f16-lv_root ro rd.md=0 rd.dm=0 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_swap quiet rhgb rd.luks=0 LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_root 61 linux /vmlinuz-3.1.6-1.fc16.x86_64 root=/dev/mapper/vg_f16-lv_root ro single rd.md=0 rd.dm=0 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_swap quiet rhgb rd.luks=0 LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106 rd.lvm.lv=vg_f16/l v_root
■変更後
cat /etc/grub2.cfg
35 set timeout=1 48 linux /vmlinuz-3.1.6-1.fc16.x86_64 root=/dev/mapper/vg_f16-lv_root ro rd.md=0 rd.dm=0 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_swap rd.luks=0 LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_root 61 linux /vmlinuz-3.1.6-1.fc16.x86_64 root=/dev/mapper/vg_f16-lv_root ro single rd.md=0 rd.dm=0 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_swap rd.luks=0 LANG=ja_JP.UTF-8 KEYTABLE=jp106 rd.lvm.lv=vg_f16/lv_root
登録:
投稿 (Atom)