2014年12月11日木曜日

Emacsでプレゼン資料を作る(landslide)


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OpenStack Advent Calendar 2014 のネタです。
http://www.adventar.org/calendars/569
http://www.adventar.org/calendars/602

なんでEmacsなんだよ、と思われる方もいると思います。まずは話を聞いてください。

OpenStack には Upstream Training というコントリビューターを育成するプログラムがあります。これまで、グローバルで3回開催されています。

1回目 OpenStack Summit Atlanta
2回目 Upstream Training Japan
3回目 OpenStack Summit Paris

今後の予定は、たぶんこんな感じになると思います。

4回目 OpenStack Days Tokyo 2015(予定)
5回目 OpenStack Summit Vancouver(予定)
6回目 OpenStack Summit Tokyo(予定)

実は、世界でこのトレーニングを受けることができるのは、Summitに参加した人か、日本に住んでいる人だけになります。日本のトレーニングはローカライズもされています。貴重ですね。


と、これは本題ではなく、このトレーニングで使われている教材が、githubに公開されています。
https://github.com/openstack/training-guides/tree/master/doc/upstream-training

スライドの実態はこのあたりです。テキストファイルです。
https://github.com/openstack/training-guides/blob/master/doc/upstream-training/01-release-cycle.rst

このテキストファイルを landslide というツールに食べさせると、HTML5のプレゼンファイルができます。
https://github.com/adamzap/landslide


という事で、Okinawa OpenDays 2014 で開催される、OpenStackハンズオンの資料をlandslideで作ってみました。
http://irixjp.github.io/20141212_okinawa/handson.html/


landslide を使ってみた感想をまとめます。

・Emacsで資料を書ける(Markdown or rst形式)
・テキストベースのスライドなら使いやすい
・画像を交えると結構苦しい
・印刷がかなり難しい、PDF変換も綺麗にはいかない(今は)
・CSSに詳しくないと、カスタマイズが難しい。
・レイアウトが環境によってずれる(Win/Mac/Linux/ブラウザ)


と、一長一短かなと思いました。
一方で、これにブログ記事をスライド形式で書くのも面白いと思いました。


ちなみに、S式でプレゼンを書くツールもあります。
https://github.com/fukamachi/L5

Emacs org-mode をプレゼン風に使うelもあります。
http://pastelwill.jp/wiki/doku.php?id=emacs:org-tree-slide


PPT/KEYにはもう飽きたよ、という方は次のOpenStack勉強で使ってみてください(保証もヘルプもしませんが)

それでは良いお年を。

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